アウグーリオ（2008年生、母Visionist）

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝2000m 雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2011年）

1月22日、中3週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

3月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

4月16日、中2週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイトロープに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月12日、中7週で迎えた8戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月24日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、古太尽特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2012年）

1月22日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

2月29日、中4週で迎えた13戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた14戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月7日、中3週で迎えた16戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、桂浜盃（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したレーザーブレイドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

7月3日、中7週で迎えた17戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の渥美特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた19戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の九州スポーツ杯（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月25日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。