ジューシールージュ（2001年生、母ジョリーコンサート）

ジューシールージュ（2001年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「みずみずしい口紅」。毛色は芦毛。種牡馬のエリシオ（当時8歳）と交配したジョリーコンサートが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年のM&Kジョッキーズカップ第1戦(C2)。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

8月22日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

11月6日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペリオアザーズから2馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマンテンリボンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた9戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンカングに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月23日、連闘で迎えた10戦目は、一般E6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロードリップルに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、陽炎特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた14戦目は、祝石元君東京行っても頑張れ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカビジンから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般E2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般E3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスシャトーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、五台山特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセトノマッハを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般D5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般D4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスマイルリターンをクビ差振り切って5勝目を奪取した。

6月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた23戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた25戦目は、健二&早由ご結婚特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるトサノライデンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般D2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

9月11日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、一般D3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月21日、中1週で迎えた32戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第1戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバクシンスピリットを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月11日、中2週で迎えた33戦目は、白鳥特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた34戦目は、オシドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた35戦目は、メジロ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は清原良太騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。