タヤスサンフェスタ（1997年生、母ギンザリリー）

タヤスサンフェスタ（1997年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時12歳）と交配したギンザリリーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中本牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、上野育成牧場によって1,260万円で落札された。

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（2001年）

2月10日、約12か月半の休み明けで迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた3戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

11月10日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズタカオーから6馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノスコールに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイショウリュウに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマニッシュダンスに2馬身半の差をつけて優勝

5歳（2002年）

8月10日、約8か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた12戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったユシマノミコサンから2馬身差の2着となった。