ユシマノミコサン（1998年生、母グレイスクイン）

ユシマノミコサン（1998年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時7歳）と交配したグレイスクインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方30戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は柄崎将寿騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず15着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月29日、中4週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4歳（2002年）

4月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C6（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中3週で馬体重を前走から25kg減らして迎えた17戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンワルツに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビヨンドセンチュリから2馬身半差の2着に敗北した。

10月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスサンフェスタに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月23日、中2週で迎えた20戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、友好ジョッキーズカップ（第2戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったルシダフューチャーから3馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた22戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダークレバーから半馬身差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた23戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松島慧騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアカシアに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月24日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルオクタゴナルから1馬身半差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた33戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンチックベルに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

8月3日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルミリオンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。