ジューンバラード（2016年生、母エアベルヘザー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川ホールディングスによって280.8万円で落札された。

2歳（2018年）

9月29日、デビュー戦は菅原隆一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

11月11日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイプルガーデンに3/4馬身届かず2着となった。

3歳（2019年）

1月14日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したアラゴネーゼにハナ差届かず2着となった。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月10日、中4週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたニーマルティアラ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファムーンを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月7日、中8週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた16戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（10戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた18戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの2019ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山1戦（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したクリノオスマンに半馬身届かず2着となった。

4歳（2020年）

1月13日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

2月9日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したサンサルドスに半馬身届かず2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた22戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

11月14日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた26戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラスの立志賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（12戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

5歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた28戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（13戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月27日、中3週で迎えた31戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（14戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた32戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた33戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月11日、中7週で迎えた35戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの織姫賞（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（15戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた36戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの燕特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた37戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6歳（2022年）

6月26日、約10か月の休み明けで迎えた38戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（16戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2022年6月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。