ミリオンチャーム（1994年生、母シュンレイカ）

ミリオンチャーム（1994年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時13歳）と交配したシュンレイカが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦9勝2着1回。1997年の新緑賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

荒川友司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1996年）

11月26日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコーブルボンに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターカサマツに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマジックに9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（1997年）

2月2日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエバラクインに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月9日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦4勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた7戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、屋形舟特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンマドンナに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったルイスから1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月10日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、中村剛士騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のドウジマノーブルに1馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレジェンドモアに5馬身の差をつけて優勝

4歳（1998年）

1月2日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラウインドに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月22日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルスピードに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。