ブラウンヴィーヴォ（2013年生、母フェアーシャトル）

ブラウンヴィーヴォ（2013年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋活発（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時15歳）と交配したフェアーシャトルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金石牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年のアイスストロベリー賞(一般B2三)。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

5月21日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマニワッショイを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のピタゴラステッキに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセラグリーンを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴァーサスに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るクリンクリンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったノアシャトルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ニシノディアマンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったブラックスナイパーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセラグリーンを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

12月5日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

12月30日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルティンランにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、もりおか短角牛賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンプチローブを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月20日、中9週で迎えた18戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、雪どけ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた19戦目は、いわて奥州牛賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、衣川北舘桜賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた21戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、上ノ橋ぎぼし賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた22戦目は、アイスストロベリー賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のセカンドユウゼンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、くずまき高原牧場まつり賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた24戦目は、ジョーゼット賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた25戦目は、こめつつじ賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた26戦目は、つなぎ温泉御所湖まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、北奥羽ナニャドヤラ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったブライティアベルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた28戦目は、ファラオ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林凌騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、メトロポリタン盛岡CITY STORY杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林凌騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。