ミリオンシアトル（2001年生、母クインシアトル）

ミリオンシアトル（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したクインシアトルが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の一般C2七八九。

経歴

デビュー前

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2004年）

4月24日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

8月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアクアヴィーナスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雪/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（2005年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロッキージャンボを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を収める

2月4日、中1週で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2十1112（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワールドマッハにアタマ差届かず2着となった。

3月10日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスズノグライドをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C1八 C2三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したグローリージョンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月27日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、足立区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラヴミートゥルーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月21日、中0週で迎えた17戦目は、カーネリアン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中0週で迎えた18戦目は、中央区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1六（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオルデナーダにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月31日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。