キングオブタップ（2007年生、母サンブルーム）

キングオブタップ（2007年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したサンブルームが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、地方41戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年のひだか応援隊h-keiba.net賞(一般C2-3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜秀昭から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤靖則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

7月9日、デビュー戦は伊藤千尋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

11月5日、中7週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

3歳（2010年）

5月5日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のサッポロファクトリー賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るモルフェスカイを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したトゥバンにハナ差届かず2着となった。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルキーブリスに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

7月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤千尋騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、サッポロアイスラガー賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤千尋騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジンライムに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤千尋騎手（10戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤千尋騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセレソローサに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月28日、中2週で迎えた13戦目は、みんなあったかホクレン灯油特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤千尋騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったテツキチダイオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、安平町特産・カマンベールチーズ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で伊藤千尋騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、室蘭地区トラック協会沙流川支部特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で伊藤千尋騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したタマキチャンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた16戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で伊藤千尋騎手（15戦4勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4歳（2011年）

5月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、サッポロビール特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で伊藤千尋騎手（16戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月19日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、芍薬特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で伊藤千尋騎手（17戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、あじさい特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で伊藤千尋騎手（18戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で伊藤千尋騎手（19戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で伊藤千尋騎手（20戦4勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったピンクデージーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は22戦連続で伊藤千尋騎手（21戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で伊藤千尋騎手（22戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、優駿ビレッジアエル特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で伊藤千尋騎手（23戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月1日、中2週で迎えた25戦目は、色取月特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で伊藤千尋騎手（24戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

9月14日、中1週で迎えた26戦目は、アドマイヤオーラ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は26戦連続で伊藤千尋騎手（25戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた27戦目は、クコ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で伊藤千尋騎手（26戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、ベゴニア賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で伊藤千尋騎手（27戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた29戦目は、ヱビスビール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で伊藤千尋騎手（28戦4勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた30戦目は、アロエ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で伊藤千尋騎手（29戦4勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（2012年）

5月17日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、白丁花特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で伊藤千尋騎手（30戦4勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、紫露草特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で伊藤千尋騎手（31戦4勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、沼田町おいしい雪中米特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で伊藤千尋騎手（32戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた34戦目は、なでしこ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は34戦連続で伊藤千尋騎手（33戦4勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた35戦目は、つぼ八特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は35戦連続で伊藤千尋騎手（34戦4勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた36戦目は、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は36戦連続で伊藤千尋騎手（35戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた37戦目は、THEサッポロビヤガーデン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は37戦連続で伊藤千尋騎手（36戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた38戦目は、雪印種苗BFMP特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は38戦連続で伊藤千尋騎手（37戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた39戦目は、悲恋沼賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は39戦連続で伊藤千尋騎手（38戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は40戦連続で伊藤千尋騎手（39戦4勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったワカタケに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた41戦目は、美しき唄のまち「雪蔵工房」新米賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は41戦連続で伊藤千尋騎手（40戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。