トゥバン（2007年生、母ホクトスキャン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

8月26日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシズパンチにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したキャッスルミラを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雪/重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

12月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレタマシイに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寺薗房枝さんお誕生日特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴノイキオイに1馬身半の差をつけて制した。

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた12戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインレグルスに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアコガレをクビ差制して4勝目を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアコガレに3/4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

3月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴノイキオイに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインレグルスから1馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中4週で迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた18戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケリーズラブに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ベリーキュートにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のキングオブタップをハナ差振り切って断トツの支持に応えた。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったシシノテイオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、ペンケヌーシ岳コマクサ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、レチクル特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のクラカンパネラに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、北海道安平町特産追分カンロ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゼイタクザンマイを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って断トツの支持に応えた。

9月1日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦のアストレア特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた27戦目は、浦河町獣医師会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた29戦目は、新ひだか町特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた30戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（11戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラカンパネラに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4歳（2011年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた31戦目は、ノーザンホースパーク特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（12戦5勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた32戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（13戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、室蘭白鳥大橋特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた34戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（15戦5勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた35戦目は、ひだか樹魂まつり特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（16戦5勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、レイクトゥーンにクビ差交わされて2着となった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、輝け日高胆振農業特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（17戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた37戦目は、サイアーライン特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた38戦目は、しし座特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサントアスコットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた39戦目は、エイシンデピュティ賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のケイエムサウザーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。