マルシンヴィラーゴ（1990年生、母マンナクイーン）

マルシンヴィラーゴ（1990年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のローゼンタイム（当時8歳）と交配したマンナクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は杉山善裕。戦績は、地方9戦7勝。主な勝ち鞍は1992年の全日本アラブ争覇。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1992年）

9月3日、デビュー戦は米川昇騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリボテイオーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノホマレに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のくるみ特別（岩見沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートイーグルに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（岩見沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイカザンに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月25日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のランドアポロに約16馬身の大差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

3歳（1993年）

4月21日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿トライアル（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米川昇騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホリタエンジェルに3馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

5月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の楠賞全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米川昇騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ優駿（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノナイスに6馬身の差をつけて7勝目を収める

4歳（1994年）

5月3日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、銀杯（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。