ハクサンツキミテイ（2021年生、母オークヒルズ）

ハクサンツキミテイ（2021年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+石山寺にある名所の名。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハクサンムーン（当時12歳）と交配したオークヒルズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。主な勝ち鞍は2024年のグリーンカップ。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3歳（2024年）

2月12日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナックアテナを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのネモフィラ賞（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた8戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月3日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のちとせ永遠の18歳記念（還暦）3歳特編（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロングレジリエントに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、カラフルライン杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラベンダーマカロンに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月20日、中3週で迎えた12戦目は、祝★80歳くにひこ誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のパワポケプリメーロに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月27日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のMRO金賞（金沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（3戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ショウガフクキタルに交わされて2馬身半差の2着となった。