スピニングフェイス（2000年生、母フリートクレスピン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

物井榮厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

11月20日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったレオニューヨークに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のスナッグランナーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月4日、中0週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。