ダイナミックグロウ（2004年生、母グリーンインディ）

ダイナミックグロウ（2004年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（豪快に）＋成長する」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時8歳）と交配したグリーンインディが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地28戦5勝2着1回、中央障害8戦0勝2着1回、地方36戦8勝2着2回。2008年の阿蘇ステークス(オープンハンデ)に勝利した他、2015年の摂津盃(ハンデ地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月5日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2007年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールアブレスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のビードラスティックに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月23日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の甲東特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタカラトゥルーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月2日、中4週で迎えた12戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2007ゴールデンスパートロフィー（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のタガノサイクロンに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

12月23日、中2週で迎えた13戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ベテルギウスステークス（阪神ダート2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

4歳（2008年）

4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオアシスステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月12日、中8週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の灘ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のフラムドパシオンを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月10日、中3週で迎えた18戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエプソムアーロンに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

10月7日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月1日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのブラジルカップ（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（6戦2勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、ハンデ戦でオープンのトパーズステークス（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

5歳（2009年）

3月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

4月26日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた24戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月1日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモサプライズから3馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、太秦ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた28戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6歳（2010年）

1月30日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた30戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクリーン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた32戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7歳（2011年）

1月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた33戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのアルデバランステークス（京都ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

4月23日、中9週で迎えた35戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、中7週で迎えた36戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、約3か月半の休養明けで迎えた39戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、いそぎく賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランプリサクセスに8馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月8日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた40戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったホクセツサンデーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8歳（2012年）

1月3日、中3週で迎えた41戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月9日、約7か月半の休養明けで迎えた42戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、武徳特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた43戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベストランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中2週で迎えた44戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた45戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9歳（2013年）

1月3日、中6週で迎えた46戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニシノイーグル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

2月7日、中4週で迎えた47戦目は、武徳特別（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニシノイーグルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月27日、中6週で迎えた48戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた49戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

10月9日、約5か月半の休み明けで迎えた50戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のホクセツサンデーをアタマ差振り切って久方ぶりの実戦を制した。

12月5日、中7週で迎えた51戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10歳（2014年）

1月3日、中3週で迎えた52戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

2月5日、中4週で迎えた53戦目は、小野市白雲谷温泉「ゆぴか」特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた54戦目は、J-PLACEよかわ開設1周年記念特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11歳（2015年）

6月26日、約14か月半の休養明けで迎えた55戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた56戦目は、まーがれっと賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユニフィケーションに1馬身3/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた57戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエーシンサルサを半馬身振り切って優勝

9月11日、中3週で迎えた58戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた59戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた60戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

12月3日、中3週で迎えた61戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12歳（2016年）

1月3日、中3週で迎えた62戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月11日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた63戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、神河町制10周年カーミン特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた64戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた65戦目は、4歳以上A1（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

5月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた66戦目は、新樹特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月24日、中3週で迎えた67戦目は、大阪スポーツ賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた68戦目は、ラジオ大阪OBCドラマティック競馬賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンホクトセイに4馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

8月12日、中2週で迎えた69戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた70戦目は、そのだライオンズクラブ杯（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた71戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（11戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた72戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。