モズスカイフォーク（2003年生、母コウエイベラドンナ）

モズスカイフォーク（2003年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時11歳）と交配したコウエイベラドンナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、地方27戦4勝2着10回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C7一。

経歴

デビュー前

寺嶋正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2005年）

8月3日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月5日、中8週で迎えた2戦目は、2歳F2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3歳（2006年）

3月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳F6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トサノシーロに半馬身交わされて2着となった。

4月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウターシュネルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタニノミモザ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウターシュネルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中3週で迎えた8戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインプリンセスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チェゴに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファーストキャストに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月23日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上D6一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で下原理騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上D6二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で下原理騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドリアンメッシュを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

9月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上D4一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で下原理騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で下原理騎手（15戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったインディペンデントにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で下原理騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で下原理騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンブーブンデスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

12月14日、中4週で迎えた19戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で下原理騎手（18戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で下原理騎手（19戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグリーンエリシオを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

1月23日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で下原理騎手（20戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグラスストライドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で下原理騎手（21戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャッスルタワーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月15日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で下原理騎手（22戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハイアットホープを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。