レイトカンセイオー（2019年生、母チョコレートバイン）

Reito Kansei O

2019.05.02

レイトカンセイオー（2019年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「礼+歓声+王」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したチョコレートバインが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、村田能光によって4,840万円で落札された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月29日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のディープレイヤーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

11月13日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、4着に入った。

4歳（2023年）

1月9日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィズグレイスを豪快な末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

3月18日、中9週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの館山特別（中山芝2000m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鹿野山特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの洞爺湖特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスのHTB賞（札幌芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインシュクランを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

12月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの常総ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。