トドロキボサツ（2013年生、母ヤマカツアンナ）

トドロキボサツ（2013年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋菩薩」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したヤマカツアンナが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は長谷地義正。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷地義正から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、グリーンマイルT.Cによって108万円で落札された。2歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、浅沼廣幸によって540万円で落札された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月11日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。

3歳（2016年）

1月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4月17日、中7週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエレーヌワンダーを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のコウエイスズランをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳C6（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた20戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、円遊会競馬部創立記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた21戦目は、大畑さん12日誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた22戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた23戦目は、小澤凜斗記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた24戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、高須シヅ記念杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた36戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた37戦目は、横手市平鹿町琵琶沼賞（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

7月30日、連闘で迎えた39戦目は、おおつち吉里吉里海岸線賞（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた41戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。