3歳以上C4-5

レース展開

エレーヌワンダーが全馬を牽引、その直後を進むダイメイグッド

先手を奪ったのはエレーヌワンダー。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にダイメイグッドが続く。続いて、シモーヌが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヒガシリシャール。その1馬身後ろ、トドロキボサツは中団やや前。シャルドンは中団馬群の真ん中あたりを追走。クラベストダンサーは中団後方の位置。シーエークインは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはタッチオブクラス。後方2番手の位置で悠然と構えるのはキングテースト。しんがりにマイネルセイヴァーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒガシリシャールが長所である自在性を活かしたロスの少ない走りで初白星を挙げる

先頭はエレーヌワンダーでリードは1馬身。単独の2番手にダイメイグッドが続く。そのすぐ後ろ、シモーヌが3番手。1馬身離れて、ヒガシリシャールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のシモーヌ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいたヒガシリシャールが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてシモーヌを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のシモーヌから1馬身差の3着には、2番手の位置から天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したダイメイグッドが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたシャルドンが入線した。2番人気のトドロキボサツは中団前目にいたが最後一杯になって9着に敗れた。