シャルドン（2012年生、母クロッサンドラ）

シャルドン（2012年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アザミ（仏）。母クロッサンドラ、姉ジャスティシアより連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したクロッサンドラが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のヱビスビール賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

9歳のとき、ナカノファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、本田土寿によって44万円で落札された。

ターファイトクラブにて総額1,600万円（8万×200口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月7日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

5月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

7月25日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は義英真騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったサクラデスティーノに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2016年）

5月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、クラブ創立20周年賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、ヱビスビール賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（9戦0勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヤマノアンジュを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、別海町産業祭賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（15戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。