シャインリッジ（2009年生、母コバノキャンティ）

シャインリッジ（2009年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「輝く稜線」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したコバノキャンティが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、地方43戦5勝2着3回。2011年のサマーチャレンジ1に勝利した他、2012年の2F船橋屋田久保オープン!船橋らーめん賞(一般C1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月11日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハテンコウに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月5日、中7週で迎えた2戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた3戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ1（門別ダート1000m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリョウマグリンに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月19日、中8週で迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのヤングチャレンジカップ1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

12月19日、中8週で迎えた6戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

3歳（2012年）

1月13日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のディスコナイトをアタマ差振り切って3勝目を掴み取った。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月1日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のさざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで、最後は2着のタキノアクトレスを3/4馬身振り切って制した。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（6戦2勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた13戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で脇田創騎手（7戦2勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で脇田創騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、2F船橋屋田久保オープン!船橋らーめん賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇田創騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた16戦目は、夕刊フジ杯（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で脇田創騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切り、3着に入った。

9月24日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で脇田創騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のヒノデドリームを半馬身振り切って制した。

10月31日、中4週で迎えた18戦目は、近代競馬150周年記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で脇田創騎手（12戦3勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた19戦目は、師走スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で脇田創騎手（13戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で脇田創騎手（14戦3勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（2013年）

1月11日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で脇田創騎手（15戦3勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、サンセットバラッドに交わされて1馬身差の2着となった。

2月7日、中3週で迎えた22戦目は、早春スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で脇田創騎手（16戦3勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた23戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で脇田創騎手（17戦3勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた24戦目は、春疾風賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で脇田創騎手（18戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた25戦目は、春風賞（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で脇田創騎手（19戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、スマートボーロに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月23日、中2週で迎えた26戦目は、プレセペ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で脇田創騎手（20戦3勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた27戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般B3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

6月17日、中5週で迎えた28戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の薄暮スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（21戦3勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた30戦目は、夕刊フジ杯（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（22戦3勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月6日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた32戦目は、ジングルベル特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5歳（2014年）

1月10日、中2週で迎えた33戦目は、宮城おおさき高橋英文引退記念（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は脇田創騎手（23戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた34戦目は、ジョイホース浜松賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（24戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた35戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、早春スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた36戦目は、草萌特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は脇田創騎手（25戦3勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたゴールドリーダー決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた37戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（26戦3勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた38戦目は、武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（27戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（28戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた40戦目は、夏椿特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（29戦3勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（30戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた42戦目は、風神賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（31戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた43戦目は、f-keibaビール祭り大抽選会記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で脇田創騎手（32戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。