タッカーハンチヤー（1997年生、母グッドフォーチュン）

タッカーハンチヤー（1997年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオダーバン（当時9歳）と交配したグッドフォーチュンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ジィワンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ジイワンファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、立川繁幸によって1,008万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1999年）

8月4日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキンキクモタカに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた5戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングモガンボに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳ハンデ地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2000年）

1月28日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシロイチバンに3馬身の差をつけて3勝目を収める

2月24日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノリージェントから半馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のサンケイスポーツ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（9戦3勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の六甲盃（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（11戦3勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の北大路特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（12戦3勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、3歳オープンのちくさ高原杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（14戦3勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、日刊スポーツ新聞社賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキードリームをクビ差制して4勝目を手中に収めた。

2月8日、中2週で迎えた19戦目は、やしろ鴨川の郷特別（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（16戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、日刊スポーツ新聞社賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（17戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた23戦目は、みなぎ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッキードリームから3/4馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた24戦目は、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（19戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた25戦目は、サンケイスポーツ賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（20戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2002年）

4月10日、約7か月の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた28戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた29戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた30戦目は、大崩山特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた31戦目は、多良岳特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で三井邦夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。