ラインシルバー（1987年生、母リムスキー）

ラインシルバー（1987年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラインゴールド（当時18歳）と交配したリムスキーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丸一牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方31戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年のポインセチア特別(A2 B1)。

経歴

デビュー前

地辺幸一厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1989年）

9月6日、デビュー戦は圓田修騎手を鞍上に据えて、馬体重は460kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイザンライトに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の白菊特別イ（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は圓田修騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングランエースに3馬身の差をつけて2勝目を収める

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は3戦連続で圓田修騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、鞍上は4戦連続で圓田修騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1990年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、鞍上は5戦連続で圓田修騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、鞍上は長嶋和彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートハマナスから3馬身差の2着となった。

3月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中6週で迎えた12戦目は、鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツナイスに1馬身半の差をつけて優勝

5月9日、連闘で迎えた13戦目は、鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のギフフブキに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の若獅子特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長嶋和彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長嶋和彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長嶋和彦騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月5日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長嶋和彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウリサクセスに7馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

9月24日、中2週で迎えた18戦目は、松虫草特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長嶋和彦騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケイチキングからクビ差の2着に甘んじた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は11戦連続で長嶋和彦騎手（11戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた20戦目は、いちょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で長嶋和彦騎手（12戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロンゲストから2馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

11月30日、中2週で迎えた22戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカハツピーに7馬身の差をつけて6勝目を収める

4歳（1991年）

3月10日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の伊勢特別（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の栂尾特別（京都ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松尾特別（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

9月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（14戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイタンベストに7馬身の差をつけて7勝目を収める

9月24日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた30戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノヤマトに2馬身の差をつけて優勝

10月18日、中2週で迎えた31戦目は、稲穂特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（16戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナナボーイをハナ差制して9勝目を掴み取った。

11月13日、中3週で迎えた32戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（17戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコロラドキッドに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月5日、中2週で迎えた33戦目は、ターコイズ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（18戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

3月19日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長嶋和彦騎手（19戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオグリリーダーから半馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた35戦目は、ダイヤモンド特別（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長嶋和彦騎手（20戦8勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダープリンスから1馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた36戦目は、東海桜花賞（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長嶋和彦騎手（21戦8勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた37戦目は、エメラルド特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長嶋和彦騎手（22戦8勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノタンポポからハナ差の2着となった。

6月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、テレビ愛知賞（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で長嶋和彦騎手（23戦8勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。