コロラドキッド（1988年生、母メイジコロラド）

コロラドキッド（1988年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカブラヤオー（当時16歳）と交配したメイジコロラドが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手猛。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方22戦7勝2着7回。1992年の関越ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツクバスターから4馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミルケイアイに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1991年）

1月1日、中2週で迎えた3戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月22日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノマンゲツに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の山桜特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のグランレノンに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月5日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイプルライダーから1馬身差の2着となった。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中6週で迎えた10戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、薄暮特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイシャトルから3馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた11戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったベッスルエースから3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中4週で迎えた12戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノスキーに2馬身の差をつけて4勝目を収める

10月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂口重政騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックスブレインから半馬身差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた15戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラインシルバーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中3週で迎えた16戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーアトラスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月30日、中2週で迎えた17戦目は、東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1992年）

1月29日、中3週で迎えた18戦目は、一般A1 A2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズイバロンから半馬身差の2着に敗北した。

6月5日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、木曽川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバージヨイナーに6馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた21戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンスキーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月23日、中6週で迎えた22戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、関越ステークス（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワンダースラソスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

9月12日、中2週で迎えた23戦目は、初風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の太秦ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、貴船ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月15日、中2週で迎えた26戦目は、桂川ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた28戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のキクノエリザベスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

6歳（1994年）

11月10日、約22か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、帯広短距離特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。