テイエムユメノコ（2006年生、母テイエムオーシャン）

テイエムユメノコ（2006年2月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋夢の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時10歳）と交配したテイエムオーシャンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C18。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月10日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

9月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

11月23日、中6週で迎えた4戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、橋本建設特選（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペスレイコに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノフライトに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノダイオーに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2010年）

2月13日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず最後はアンディーフロイデと並んで10着同着となった。

3月21日、中4週で迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月22日、中4週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた11戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。