エターナルドリーム（2004年生、母ヤエシラオキ）

エターナルドリーム（2004年1月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「永遠の夢」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したヤエシラオキが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって367.5万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、谷川弘一郎によって1,029万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

10月18日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアタゴヘイローをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月25日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月25日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2 14（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2-18 19 20（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したメイプルスペシャルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月6日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。