クラシフィカドール（2008年生、母レディカプチーノ）

クラシフィカドール（2008年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「コーヒー鑑定士（ポルトガル語）より」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したレディカプチーノが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方37戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,260万円（2.52万×500口）で一口馬主が募集された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

3月19日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、6着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったテイクザサンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るディアエスペランサを圧倒的な末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

4歳（2012年）

4月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月2日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた11戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、すすき特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスバンカーに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月13日、中1週で迎えた12戦目は、秋祭り特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアルテローザに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、オパール特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、備後安田杯（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、射手座特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、冬籠り特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、クリスマス特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、巳年特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた19戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた20戦目は、スノードロップ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた21戦目は、寒木瓜特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、水呑大橋特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、カワタカ技研ココログ工場賞（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、杏の花特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテラモガルダンから4馬身差の2着となった。

3月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、福山ジョッキーズグランプリ第2戦（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた26戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、香美市大蛇藤特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた28戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、土佐小夏特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月17日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた29戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、OS☆U清里千聖生誕二十歳記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた31戦目は、風鈴特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた32戦目は、あさがお特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた33戦目は、炎帝賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月17日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

9月23日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた37戦目は、胡桃賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた38戦目は、布袋台賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた39戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた40戦目は、イチジク賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月8日、中0週で迎えた41戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた42戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた43戦目は、初霜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた44戦目は、師走特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

6歳（2014年）

1月1日、中1週で迎えた45戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた46戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A5 B3（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた47戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。