キソノトビリューウ（2001年生、母フィーリングハート）

キソノトビリューウ（2001年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛びがいいようにと＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時17歳）と交配したフィーリングハートが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小屋畑和久。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦6勝2着2回。2003年の中京盃(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小屋畑和久から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

地辺幸一厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2003年）

8月28日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は424kg。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンユキヒメに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンファンシに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳地方重賞のゴールドウイング賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノイチバンボシから2馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の千両特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2004年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（6戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエクスプリティに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月14日、中5週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンユキヒメに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた13戦目は、3歳G2の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は戸部尚実騎手（8戦4勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた14戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテンノコエに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月9日、中2週で迎えた15戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカンホーラーをアタマ差制して6勝目を手にした。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、マリーゴールド特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2005年）

2月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中4週で迎えた20戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーストリームから4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。