アメリカンホーラー（1999年生、母プリンセススマイル）
American Hauler
1999.03.31
アメリカンホーラー（1999年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時13歳）と交配したプリンセススマイルが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方46戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般B8。
経歴
デビュー前
長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2001年）
11月25日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。
3歳（2002年）
1月13日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。
3月23日、中9週で迎えた4戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
4月14日、中2週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。
8月11日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったシンワスペリオルにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。
9月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったローテクロイツにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。
9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。
10月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月25日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハートノユメをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
4歳（2003年）
1月28日、中4週で迎えた13戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジレインボーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
3月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月21日、中0週で迎えた16戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月1日、中4週で迎えた21戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で丸野勝虎騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月25日、中2週で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丸野勝虎騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた25戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーリンドウから3馬身差の2着となった。
10月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノカサブランカに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。
11月28日、中1週で迎えた29戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（16戦3勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月8日、中0週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（18戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月31日、連闘で迎えた32戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（19戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノジャイブに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5歳（2004年）
1月18日、中2週で迎えた33戦目は、セントポーリア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（20戦4勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。
1月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（21戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月8日、中5週で迎えた35戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月19日、中5週で迎えた36戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（22戦4勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（23戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージクロストからクビ差の2着となった。
7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月10日、中2週で迎えた39戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた40戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキソノトビリューウからアタマ差の2着となった。
9月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（24戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた42戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（25戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた43戦目は、つりふねそう特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた44戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（26戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月9日、中2週で迎えた45戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（27戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月30日、中2週で迎えた46戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（28戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月21日、中2週で迎えた47戦目は、道の駅 伊勢志摩レストラン 道賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（29戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（2005年）
1月6日、中1週で迎えた48戦目は、万両賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、一般B16（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は福重正吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月3日、中1週で迎えた50戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリーンパートナーに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。
3月16日、中1週で迎えた51戦目は、清洲城特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（30戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月25日、連闘で迎えた52戦目は、愛・地球博開幕記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（31戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラクーンドッグから半馬身差の2着に敗北した。
4月12日、中2週で迎えた53戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（32戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノキャスターに半馬身の差をつけて優勝
5月2日、中2週で迎えた54戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（33戦5勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。
6月6日、中4週で迎えた55戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（34戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
7月4日、中3週で迎えた56戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（35戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた57戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は福重正吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キクノレインボーに半馬身交わされて2着となった。