タカトモトップガン（1997年生、母ユーワシスター）

タカトモトップガン（1997年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナコスモス（当時14歳）と交配したユーワシスターが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方26戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の’01クリスタルナイトカップ(一般A3以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

佐藤利文厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は427kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳C1（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳C1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後はドラゴンオーと並んで5着同着となった。

8月15日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のポロウニアソースに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウリノオタケビから4馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエストユメキタルから2馬身半差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2000年）

2月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず14着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた13戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた14戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月29日、中3週で迎えた15戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の君津特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月11日、中8週で迎えた20戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月25日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた22戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4歳（2001年）

2月5日、中7週で迎えた23戦目は、’01フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファイアーラーイを3/4馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

3月4日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の両国特別（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の吹田特別（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月22日、中8週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンダーリンに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、プロキオン賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた28戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヨノエルフに4馬身の差をつけて4勝目を収める

7月11日、中2週で迎えた29戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったイチコウバクシンオに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた30戦目は、ホマルハウト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゼンノタンゴを半馬身振り切って5勝目を手にした。

8月24日、中4週で迎えた31戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月11日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の’01クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリマンドマッハを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

10月8日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の’01オータムカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2002年）

10月24日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦の錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

11月22日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた35戦目は、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた36戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ノースウインド賞（大井ダート1690m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の’02グローリーカップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた38戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月21日、約3か月の休み明けで迎えた39戦目は、1DAYキャプテン賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた40戦目は、カシオペア賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。