ウエストユメキタル（1997年生、母チトセシュリリー）
West Yume Kitaru
1997.03.17
ウエストユメキタル（1997年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のデュラブ（当時15歳）と交配したチトセシュリリーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）チトセ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方49戦6勝2着6回。1999年の南部駒賞(地方重賞)で2着に入った他、2000年のトパーズカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、チトセ牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって525万円で落札された。
石川栄厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（1999年）
6月5日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミライデンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月17日、中5週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
10月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモトップガンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする
11月21日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミダンスダンスから2馬身半差の2着となった。
12月12日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッド チャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（2000年）
4月15日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリノスターに4馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。
5月14日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はハッピーランドと並んで3着同着となった。
6月25日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
10月15日、中7週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
11月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のトパーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦のウインターカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳A1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（2001年）
4月7日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のティエッチマインドに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4月22日、中1週で迎えた16戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月20日、中3週で迎えた17戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナグルチャンスから1馬身3/4差の2着となった。
6月2日、中1週で迎えた18戦目は、みなづき賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のティエッチマインドに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。
12月11日、約6か月の休み明けで迎えた20戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の仲冬賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。
12月27日、中1週で迎えた21戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
5歳（2002年）
1月7日、中1週で迎えた22戦目は、ウエルカム2002賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。
1月21日、中1週で迎えた23戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春駒賞（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。
2月10日、中2週で迎えた24戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のダイヤモンドダスト賞（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
2月20日、中0週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の花月賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
3月5日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の春月賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
3月20日、中1週で迎えた27戦目は、春風賞（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
5月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、プレセペ賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた29戦目は、さざなみ賞（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた30戦目は、みなづき賞（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
7月2日、中2週で迎えた31戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた32戦目は、パームツリー賞（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
8月7日、中2週で迎えた33戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1690m 雨/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。
9月26日、中5週で迎えた35戦目は、一般B3一（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた36戦目は、大澤寛之騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン賞（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
6歳（2003年）
2月20日、約4か月の休養明けで迎えた37戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1590m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた38戦目は、仲春賞（大井ダート1590m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3三（大井ダート1590m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
4月20日、中4週で迎えた40戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノファンシーからハナ差の2着に甘んじた。
4月29日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターライナーから半馬身差の2着に敗北した。
5月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターキャットからクビ差の2着に甘んじた。
5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月2日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた44戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックエブロスから7馬身差の2着となった。
6月23日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンラッシュをクビ差制して久々に白星を挙げた。
7月5日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月12日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた50戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。