ワイエスジュエリー（1998年生、母オンワードソフィア）

ワイエスジュエリー（1998年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時15歳）と交配したオンワードソフィアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐藤正光。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤正光から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

阿部充知厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

5月13日、デビュー戦は榎伸彦騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンペガサスから1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーサムカマーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中8週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月22日、中5週で迎えた6戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳ハンデ地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳A1（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2001年）

2月4日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月25日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた11戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のサラブレッド3歳牝馬賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の村上特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた13戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月11日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七八九（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月24日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般C2六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた24戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。