ロングハスラー（1988年生、母ニツトウカラード）

ロングハスラー（1988年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のジユニアス（当時12歳）と交配したニツトウカラードが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道隆。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年のゴールデンステッキ賞(D)。

経歴

デビュー前

高橋謙治厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1990年）

8月28日、デビュー戦は野元栄二騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピーディハーディに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中1週で迎えた2戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、3歳（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の白菊特別（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセキノドンスターをハナ差制して優勝

11月13日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセスグレードから1馬身差の2着となった。

3歳（1991年）

2月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3月30日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた10戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月3日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1992年）

4月19日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月13日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワハイドンから3/4馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリキャメロンからアタマ差の2着に惜敗した。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノメルシーから3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野元栄二騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカーディナルボーイに6馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野元栄二騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカーディナルボーイに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月15日、中1週で迎えた27戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバロマンに3/4馬身の差をつけて優勝

11月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた29戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D1（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1993年）

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（14戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3ロ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（15戦4勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（16戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた37戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口修騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（18戦4勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた40戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマイロードから2馬身差の2着となった。

11月21日、中8週で迎えた41戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた44戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。