グローリアスレゴン（2017年生、母クラッシュオンユー）

グローリアスレゴン（2017年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスパロービート（当時12歳）と交配したクラッシュオンユーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はノースガーデン。2019年のリリーカップ(牝地方重賞)で2着に入った他、2019年のフローラルカップ（タリスマニック(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

7月4日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカラースキームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの安平町安平山パークゴルフ場特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプリモジョーカーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（タリスマニック（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

11月21日、中5週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のギャラクシー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のオーメイに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2021年）

1月26日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハイロードシチーに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

3月5日、中4週で迎えた8戦目は、雛菊賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、タイセイシャイニーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。