サーストンユタ（2019年生、母シャンテクレール）

サーストンユタ（2019年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+アメリカの州名」。毛色は芦毛。種牡馬のダンカーク（当時13歳）と交配したシャンテクレールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2023年の奥能登地震被災地復興支援杯4(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、宮内牧場によって462万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

8月27日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

4歳（2023年）

4月11日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた6戦目は、芸事は今日から習い事始め記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマーラーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で魚住謙心騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコスモアシュラに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、奥能登地震被災地復興支援杯4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で魚住謙心騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイティキッチョウを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、めざせPR隊長!祝ショコ壱番屋5周年記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で魚住謙心騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイエローストーンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、夏は金沢競馬でクールシェアしま賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で魚住謙心騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で魚住謙心騎手（8戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のベストユエンモンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で魚住謙心騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、東京トゥインクルファンファーレ金沢賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で魚住謙心騎手（10戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったリュウノレッドアイに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、湯涌ぼんぼり祭り記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で魚住謙心騎手（11戦3勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、ポイントで馬券が買える楽天競馬賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で魚住謙心騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で魚住謙心騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた17戦目は、★さえちゃん生誕祭記念★ 特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で魚住謙心騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で魚住謙心騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた19戦目は、2023年金沢競馬ファイナルカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で魚住謙心騎手（16戦3勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5歳（2024年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で魚住謙心騎手（17戦3勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた21戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、新潟の酪農応援賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

4月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、弐十爆誕☆Lv4☆記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（18戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（19戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた24戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（20戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、クワイトファイン産駒デビュー記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（21戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、吉原竜二さん還暦おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

10月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、翔太&真奈結婚記念杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったベストリターナーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、戯びびちゃん@冒険者活動2周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピオニエーレに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

11月25日、中2週で迎えた30戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、アジア・アジアパラ応援8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた31戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6歳（2025年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた34戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた36戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。