プリンスルドルフ（1996年生、母フオアザボーイズ）

プリンスルドルフ（1996年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したフオアザボーイズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

田中美義厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1998年）

7月30日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメロディフォーラムを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月20日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4歳（2000年）

3月10日、約17か月の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2九ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったロナウドスキーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のミデオンボーイをアタマ差制して久々に勝ち星を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドダンサーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1五六七（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジフロンティアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月8日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったキタサンヒメに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。