エムオーステージ（2005年生、母カミノオパール）

エムオーステージ（2005年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋舞台」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時8歳）と交配したカミノオパールが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は貞廣牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害1戦0勝、地方24戦4勝2着3回。2007年のアグネスタキオン・プレミアムIIIに勝利した他、2007年のリンカーン賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月6日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレマーメイドに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのルールオブロー賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのマリエンバード賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのリンカーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブライズメイトに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのアグネスタキオン・プレミアムIII（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のビュティナイスをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

12月24日、中5週で迎えた10戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュステッキ賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のシャンクスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2008年）

1月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュフェブラリー賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた14戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月21日、中7週で迎えた15戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のウインズ新横浜開設記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

10月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた16戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2009年）

6月27日、約8か月の休み明けで迎えた17戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、静内軽種馬生産振興会青年部特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ブレイジェルに交わされて1馬身差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた20戦目は、プルート特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、アルクトゥールス特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月24日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダッシュオンを半馬身振り切って休養明け初戦を物にした。

2月14日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた24戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフサイチサガントス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、六角川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた27戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。