タガジョーラピス（1994年生、母ダイナレアリティー）

タガジョーラピス（1994年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時11歳）と交配したダイナレアリティーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地23戦0勝、地方23戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年のマルチルーキー特別。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

8月10日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月16日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

3歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチルーキー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイチカリプに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く最後はシャコーサンデーと並んで9着同着となった。

8月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下のえりも特別（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた10戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた11戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4歳（1998年）

8月8日、約8か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

10月22日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、野津幌川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

5歳（1999年）

3月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月22日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた23戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、春分特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた24戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は玉井智光騎手（7戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、創成川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（9戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた28戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月3日、中0週で迎えた29戦目は、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた30戦目は、ターコイズスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた31戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6歳（2000年）

1月12日、中3週で迎えた32戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤年毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーラモンドからハナ差の2着に甘んじた。

4月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエストワールドから半馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた35戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のターフカスケードに1馬身3/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターメイバンに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月18日、中3週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミストラルウインに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエルデンベクトルに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月17日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートジャスパーから4馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中5週で迎えた40戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミュウジックコロンをアタマ差制して6勝目を掴み取った。

9月9日、中1週で迎えた41戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノジョーカーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月7日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノショウグンをアタマ差制して8勝目をゲットした。

10月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた45戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストサンロードに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた46戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。