イズモランド（1981年生、母ウラカワレデイー）

イズモランド（1981年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシルバーランド（当時11歳）と交配したウラカワレデイーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地43戦5勝2着9回。1986年のステイヤーズステークス(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

12月11日、18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノカラーズから1馬身1/4差の2着に敗北した。

2歳（1984年）

4月1日、13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったソーミユールからクビ差の2着に甘んじた。

4月14日、18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のハリケーンアサに1馬身半の差をつけて勝利を物にした。

4月28日、12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトビウオに3馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

8月5日、8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、19頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1985年）

1月13日、16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったラウンドボウルから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月9日、14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月24日、12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスタホークに3/4馬身の差をつけて勝利した。

3月23日、12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーサバンナをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月2日、8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1986年）

1月7日、5歳以上1400万下の迎春賞（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月25日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の白富士賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月8日、5歳以上900万下の箱根特別（東京ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月1日、5歳以上1400万下のブラッドストーンステークス（中山芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月11日、5歳以上900万下の秩父特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月31日、5歳以上900万下の雲取山特別（東京芝2300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田政人騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったストームボーイに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月14日、5歳以上900万下の栗子特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったミスターナカノを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の猪苗代特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月18日、4歳以上900万下の檜原湖特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月15日、4歳以上900万下の初冬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったメジロアルプスにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

12月7日、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、シーナンレディーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6歳（1987年）

1月6日、5歳以上1400万下の迎春賞（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月14日、5歳以上900万下の箱根特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたシオフネ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月14日、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田政人騎手。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月28日、5歳以上1400万下の爽春賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田政人騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月12日、5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤングノーブルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月13日、5歳以上1400万下のジューンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したカシマキングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月12日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月10日、4歳以上1400万下のオクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

10月25日、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

11月22日、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は東信二騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月19日、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田政人騎手。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

8歳（1989年）

1月22日、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月19日、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。