第25回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ハマナスニゾンが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するラウンドボウル

ハマナスニゾンが先頭に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にラウンドボウルが続く。続いて、カシマウイングが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ダイナブリーズは中団やや前。マウントニゾンとスーパーファントムは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはイズモランド。少し離れた最後方にシオフネがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、カシマウイングが優れた自在性を駆使した安定感のある競馬で優勝

先頭はハマナスニゾンでリードは1馬身。単独の2番手にカシマウイングが続く。その直後、ラウンドボウルとスーパーファントムが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のカシマウイングが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の力で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団後方の位置から忍耐力が光る走りを見せたシオフネが続き、2着とクビ差の3着には、同じく中団後方の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったダイナブリーズが入った。2番人気のスーパーファントムは好位にいたがいいところなく4着に敗れた。