タカキヨ（1983年生、母ビツクモー）

タカキヨ（1983年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシロコ（当時14歳）と交配したビツクモーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は中川隆。戦績は、中央平地31戦5勝2着9回。1988年のタマツバキ記念(重賞)で2着に入った他、1988年のアラブ大賞典(アラ系4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

6月15日、13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲキタンから1馬身差の2着に敗北した。

6月30日、12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月7日、9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマブキイチバンから7馬身差の2着に敗北した。

9月22日、6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカガノトウザイに1馬身半の差をつけて勝利を決めた。

10月6日、12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月26日、10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネツクリスから2馬身差の2着に敗北した。

11月10日、9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のチヤフルガイに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1986年）

2月8日、3歳オープンのシュンエイ記念（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

8月2日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず4着に終わった。

8月16日、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月30日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

9月14日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（1987年）

1月31日、アラ系4歳以上オープン（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月16日、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は村本善之騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサマーラッドに1馬身の差をつけて勝利した。

9月5日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウィンブルーに1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。

9月20日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月5日、アラブ大賞典（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5歳（1988年）

1月30日、アラ系4歳以上オープン（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月13日、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永良人騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

4月23日、アラ系4歳以上700万下（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉永良人騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のインスブルグに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

4月29日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉永良人騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に終わった。

5月8日、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉永良人騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月7日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したオエセスラインにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月20日、アラ系4歳以上オープン（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。4頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったアキヒロホマレに詰め切れず、7馬身差の2着と苦杯を喫した。

9月4日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

9月18日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアキヒロホマレに半馬身届かず2着に敗北した。

10月15日、ハンデ戦でオープンの三春ステークス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したケイアイパワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月3日、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセッテノベラにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（1989年）

4月22日、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山雄一騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたセッテノベラ決め手に屈して半馬身差の2着となった。