ヘイセイオーカン（2001年生、母ミスキャサリン）

ヘイセイオーカン（2001年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「平成＋王冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のボールドノースマン（当時17歳）と交配したミスキャサリンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のチャレンジジョッキーズカップ(一般C4)。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

7月3日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月6日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセンノシリウスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックスカイに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2005年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた9戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミチノクジャミセンからクビ差の2着に甘んじた。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた12戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、チャレンジジョッキーズカップ（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノリバースに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。