サスケ（2000年生、母スターペスジョイ）

サスケ（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングウエイ（当時9歳）と交配したスターペスジョイが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は高澤福吉。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

7月18日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで突き抜け、最後は2着のサンライズウルフに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月12日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦の秋蘭特別（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の金木犀特別（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の野菊特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

3歳（2003年）

1月10日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のガーネット特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下のゆりかもめ賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のミスタービーインに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月19日、中5週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の紫陽花特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったステルステクニックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ローランボスコに半馬身交わされて2着となった。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したコアレスサンデーを差し切れず、5馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で左海誠二騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた17戦目は、東金特別（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で左海誠二騎手（16戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったオンワードブリッジに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月10日、中2週で迎えた19戦目は、茜浜特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（17戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（18戦2勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（19戦2勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

4歳（2004年）

4月5日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた24戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた28戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた29戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤伸輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で工藤伸輔騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた32戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったデザートワンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は工藤伸輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。