イブキシンテイオー（1991年生、母シマノカオリ）

Ibuki Shin Teio

1991.04.25

イブキシンテイオー（1991年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルグロリー（当時9歳）と交配したシマノカオリが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）絵笛牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方42戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月6日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月19日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

2月26日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムッシュマドラスを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月11日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず15着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた11戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（1995年）

1月8日、中3週で迎えた12戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月28日、中6週で迎えた13戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカントウデュールをクビ差制して2勝目をマークした。

3月14日、中1週で迎えた14戦目は、忘れな草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた15戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、くちなし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイオーライデンからクビ差の2着に惜敗した。

4月10日、中2週で迎えた16戦目は、東海道特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた17戦目は、中山道特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、桶狭間特別（中京(地)ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた19戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた20戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、長篠特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下康一騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた23戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、小牧山特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、内海特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた25戦目は、犬山特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた26戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウクロガネからクビ差の2着となった。

9月26日、中2週で迎えた27戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリラックスから1馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチゴールドに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月22日、中1週で迎えた29戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（14戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゾーンプレスから1馬身半差の2着となった。

10月30日、連闘で迎えた30戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のケーエヌキングに5馬身の差をつけて4勝目をマークした。

11月30日、中1週で迎えた32戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた33戦目は、三重県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた34戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスジェットに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1996年）

1月2日、連闘で迎えた35戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゾーンプレスから4馬身差の2着となった。

1月22日、中2週で迎えた36戦目は、万両特別（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた37戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレットファスターからクビ差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた38戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた39戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（19戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた40戦目は、れんげ草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた41戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（21戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた42戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（22戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた43戦目は、白藤特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（23戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた44戦目は、けやき特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた45戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（24戦3勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた46戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（25戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた47戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（26戦3勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた48戦目は、野路菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた49戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた50戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（27戦3勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた51戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（28戦3勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた52戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーチェリーに2馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

6歳（1997年）

2月5日、中5週で迎えた53戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ ケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた54戦目は、A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。