ダイワモナーク（2004年生、母マハーブ）

ダイワモナーク（2004年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋帝王」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したマハーブが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地18戦1勝、地方35戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大和商事によって2,625万円で落札された。

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月23日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3歳（2007年）

3月10日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着を確保した。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングガイアを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の三陸特別（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4歳（2008年）

1月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で武士沢友治騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で武士沢友治騎手（9戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で武士沢友治騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で武士沢友治騎手（11戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月1日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

5歳（2009年）

1月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（12戦1勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、まんさく特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた20戦目は、梅の花特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドコガネに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、青柳特別（福山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、春蘭特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた23戦目は、チューリップ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、かすみ草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、鯛網カップ（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた26戦目は、青梅特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤウンフローからクビ差の2着に惜敗した。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、むくげ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤウンフローに2馬身半の差をつけて優勝

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の福山スプリントカップ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた30戦目は、さぎ草特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた31戦目は、開設60周年記念福山市長賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた32戦目は、敬老の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた33戦目は、汐風賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた34戦目は、豊穣特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、もみじ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた36戦目は、つわぶき特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた37戦目は、芦田川賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた38戦目は、冬銀河特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた39戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた40戦目は、初笑い特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマカツウィーズから1馬身半差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた41戦目は、新春賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた42戦目は、五重勝開始記念特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた43戦目は、梅の花特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（6戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた44戦目は、バレンタインデー特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコルシカタイムに半馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

2月22日、連闘で迎えた45戦目は、ヒヤシンス特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（8戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた46戦目は、ムスカリー特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた47戦目は、春うらら特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた48戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた49戦目は、つつじ特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた50戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた51戦目は、母の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた52戦目は、つりがね草特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた53戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、鳥取県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。