イマカツウィーズ（2006年生、母ストロングプチ）

イマカツウィーズ（2006年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「『未だかつてない』の略＋雑草」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時16歳）と交配したストロングプチが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地4戦1勝、地方17戦1勝2着1回。2009年の福山王冠(地方重賞)で3着に入った他、2009年の鞆の浦賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、鮫川啓一から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、BOBOSによって525万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月13日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキングウェールズに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

5月30日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月19日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ハイビスカス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた7戦目は、開設60周年記念福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、敬老の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、豊穣特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、もみじ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、小雪特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、芦田川賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、冬銀河特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコロネットから半馬身差の2着となった。

12月20日、連闘で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、初笑い特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワモナークに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、新春賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月23日、連闘で迎えた18戦目は、五重勝開始記念特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、早春特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた20戦目は、ムスカリー特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、春分の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。