ニシノランタナ（1997年生、母リフカ）
Nishino Lantana
1997.03.30
ニシノランタナ（1997年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時14歳）と交配したリフカが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方38戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の則夫くん還暦祝いカップ(一般C5イ)。
経歴
デビュー前
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
2月26日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
3月26日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。
4月23日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
9月3日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。
9月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
11月5日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。
4歳（2001年）
7月28日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。
8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
8月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の火打山特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。
5歳（2002年）
4月21日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた15戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカミツリーヴァからクビ差の2着に甘んじた。
6月16日、中1週で迎えた17戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた18戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月3日、中6週で迎えた20戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月17日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。
6歳（2003年）
4月13日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンマニックから3馬身差の2着となった。
4月22日、連闘で迎えた29戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドゥーワンズベストに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡邊一道騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月16日、連闘で迎えた34戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡邊一道騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡邊一道騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた36戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、青葉城特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイソエイマドンナに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
8月14日、中2週で迎えた38戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月17日、連闘で迎えた39戦目は、公平家新築祝い記念（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（10戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、信ちゃん45歳誕生日記念（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた41戦目は、庄内平野特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（12戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた42戦目は、上山激励賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡邊一道騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月13日、中1週で迎えた43戦目は、則夫くん還暦祝いカップ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡邊一道騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイフクハボマイに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月28日、中1週で迎えた44戦目は、和希誕生記念 遊那君ブラザー・カップ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡邊一道騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた45戦目は、WEEKEND DREAM記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で渡邊一道騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月13日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、和子&誠 親子記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（2004年）
1月1日、中2週で迎えた47戦目は、堅田雅仁騎手を鞍上に迎えて、一般E F（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月4日、連闘で迎えた48戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノブライティアから2馬身半差の2着に敗北した。
1月12日、連闘で迎えた49戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリノオタケビに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。
2月8日、中3週で迎えた50戦目は、木芽月特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。