アドマイヤキンボシ（2010年生、母プロモーション）

アドマイヤキンボシ（2010年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金星」。毛色は鹿毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時12歳）と交配したプロモーションが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝、地方23戦5勝。主な勝ち鞍は2014年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤利一によって5,670万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

7月27日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2014年）

1月2日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、琉聖君誕生日記念5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエリモジパングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月15日、中1週で迎えた5戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマツカゼグリーンをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

1月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレッドレイラに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月11日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月19日、中9週で迎えた8戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2500m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

5歳（2015年）

2月7日、中6週で馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた10戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラストラッキーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不屈の闘魂でしぶとく粘り込んで、最後は2着のアースコードに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月5日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4月29日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、ユーイチルーム特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた15戦目は、全馬全員応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、ヒノキ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山頭信義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、ユリ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた23戦目は、睡蓮特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、美和記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月29日、中5週で迎えた28戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。