エフテーアラジ（2001年生、母イルミナント）

エフテーアラジ（2001年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時12歳）と交配したイルミナントが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方24戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアタックチャレンジII( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったソルティースイートから1馬身半差の2着となった。

4月17日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリオーペから3馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードネイチャーから1馬身半差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパパズドーターに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノオーロラをクビ差制して制した。

9月25日、中2週で迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（1）（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦2勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月23日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた15戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた18戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木慶太騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた23戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた27戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は脇田創騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた28戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中2週で迎えた29戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

2月23日、中6週で迎えた30戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた31戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた32戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

6月2日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた34戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。