シゲルブルーダイヤ（2016年生、母シャペロンルージュ）

シゲルブルーダイヤ（2016年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名『ブルーダイヤ』」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時8歳）と交配したシャペロンルージュが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上C2-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって2,808万円で落札された。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月21日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

3歳（2019年）

6月30日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、グーテンモルゲンに交わされて3馬身差の2着となった。

9月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリノエリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中2週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクリスタルボールに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2020年）

5月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレーヌシャドウに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアネゴに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月2日、中9週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

2020年10月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マツカゼに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、クインズモアナに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月30日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、初花月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリッカウィンドウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、芒種特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

2021年6月7日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。