ファスナハト（2013年生、母フェスタデルドンナ）

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

2歳（2015年）

10月25日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のケンホファヴァルトに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月5日、中3週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はスクエアフォールドと並んで12着同着となった。

3歳（2016年）

1月30日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳500万下の梅花賞（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月12日、中5週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下のあずさ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のメルボルントロフィー（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月18日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレトロロックに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

4歳（2017年）

1月22日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下の恋路ケ浜特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月27日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（2戦1勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたアドマイヤジョラス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。

5歳（2018年）

1月27日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピスカデーラをアタマ差振り切って優勝

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の熊野特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月17日、約8か月の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の尾張特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6歳（2019年）

1月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

3月17日、中9週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の小牧特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイクスピアーから1馬身差の2着に敗北した。

7歳（2020年）

1月25日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。